酔うとこんなかんじ
自分に酔っても、酒と女には酔うなってことを俺は自分に言い聞かせて生きている。
だって悪いことがあっても、心に残るような良いことはないもんな。
酒と女に酔ってしまったら、傷が出来てしまって、癒えるのに時間がかかってしまう。
でも、自分に酔ったとしても傷なんか出来やしない。逆にどんどん自分が強くなっていくような錯覚さえ感じることが出来る。
第一、酒と女は無くても生きて行けるものだし。それなのに、人は何で依存してしまうのかが俺にはわからない。
そうそう。自分が無くなってしまったら、
生きてる意味を見つけられられなくなるからご注意を。
俺はどちらかというと、女に酔っていたタイプの人間。
すぐ酔う危ない人間だった。
アルコール中毒のように、手が震えるという禁断症状も出たような。
女に酔うと何か頭からホルモンが分泌されるのか?
そのホルモンに味をしめて、俺は気が狂ったように何度も何度も恋愛をした。俺は何度ダウンさせられても立ち上がる、勇敢な伝説に残るファイターだったと思う。
でも、ある時気付いたんだ。こんな傷が出来てしまっているのに、俺は何で立ち上がるんだって。
それは本当に意味のあることなのかって自問自答してみた。
それから、世の女と関わるのも嫌になって、恋愛をすることも嫌になった。
見事、廃人の出来上がり。
今は違うホルモンが頭から分泌されているから良いのだけど。
そのホルモンは最大級のもので、気が狂ったように俺を上がらせてくれるんだ。
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